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SAPのERPパッケージを導入する場合、一体いくらぐらいコストがかかるのでしょうか。ERPパッケージのコストは、パッケージの種類やベンダー、機能によって価格差があるため、一概にはいうことはできません。まず、その価格差の要因として大きいのが、機能の種類と内容です。例えば、販売、会計だけの場合と、それに加えて、生産、管理などを入れると、その方がコストが高くなります。また、データの量の違いも、大きな要因です。もちろんデータが多ければ多いほど、コストは高くなります。追加でソフトを付け加えるなどした場合も、追加コストがかかって合計額が高くなります。さらに、導入するときに関わるコンサルタントやプログラマーの数が多くなればなるほど、費用がかさむことになります。このように、ERPパッケージのコストは企業によって大きく変わりますので、明示しにくいのが現状です。ただ、目安としては、やはり大企業になるにつれ高く、中小企業になるにつれリーズナブルになります。サーバー費用、導入サポート費用、パソコンなど全て入れて、大企業の場合は、1億、2億という莫大な金額になります。これが中規模企業になると、3000万、7000万とある程度抑えることができます。小規模な企業になると、機能数などが少なくなりますので、さらに抑えることができます。最近は、中小企業向けの安価なパッケージも発売されていますが、いずれにしても企業にとっては、大きな出費になることは間違いありません。ただ、近年では、企業の70パーセントに導入されるようになり、コストはだいぶ落ち着いてきたといわれています。冒頭、価格差が大きいとご紹介しましたが、逆にいうと、企業にあったシステムを厳選して入れることで、リーズナブルに抑えることもできるということです。そのためには、やはり導入前からERPパッケージをしっかり研究しておくことが必要になります。今では、大企業を中心に日本国内でも多くの会社がERPパッケージを導入していますので、他社の先行事例を見学して話を聞くなどして、企業に合ったシステムを作ることが大切です。もし合わないシステムにしてしまったら、あとから変えるのは大変なことですし、無駄なコストがかかってしまうことになります。事前に研究するのは大変なことですが、あとで後悔しないようにしっかりと調べて最適のERPパッケージを作ることをおすすめします。